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2007年03月31日
練習方法をおぼえて!
生徒さんはどうしてもどのように弾くか、だけに着目して、それだけを教えてもらおうとします。目的をそこだけに置こうとします。そして、特に大人の方は、どのように練習するかは自分で「研究」しようとする方が多いようです。
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2007年03月26日
現象を方法と思わないで!
あるフレット楽器のレッスンでのこと。
たとえば・・・
私「はい、この指とこの指を同時に置くようにしましょう。」
生徒「でも、それって絶対厳密に同時はありえませんよね。どちらかが早いはずだと思います。どちらから置くのですか?」
私「同時に置くように練習するのです。」
生徒「でも、どちらかが早くなるはずです。」
私「『でも』はやめてください!」
生徒「ハイ、でも、どちらから置いたら・・・」
こんなやり取りが延々と!!
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たとえば・・・
私「はい、この指とこの指を同時に置くようにしましょう。」
生徒「でも、それって絶対厳密に同時はありえませんよね。どちらかが早いはずだと思います。どちらから置くのですか?」
私「同時に置くように練習するのです。」
生徒「でも、どちらかが早くなるはずです。」
私「『でも』はやめてください!」
生徒「ハイ、でも、どちらから置いたら・・・」
こんなやり取りが延々と!!
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2007年03月25日
コードフォームはフレットボード上で作らないで。
ギターやウクレレのコードはフレットボーに置くのですが、フレットボード上でコードフォームをつくらないように練習しましょう。つまり、「フレットボードは『コードフォーム』を置くところ」です。コードフォームの「フォーム」とは、すなわち手指の「フォーム」なのです。そのフォームをフレットボードに置くのです。
一旦押さえたコードを緩めて指を少し放します。そしてまたそのまま置きます。そのときフレットボード上で再びコードフォームを作ることの無いように、フォームを崩さず置けるようにします。つまり、コードフォームが崩れないように何度もバウンドさせてみるのです。上手く出来ると、置くときに弦を弾かなくてもそのコードの音がします。
さらに、一度押さえたコードをネックからも手をはなして腕をダラリと提げて手をおろし、コードフォームを解除します。その後再び手をゆっくりもち上げてきて元のコードを押さえるのですが、そのときフレットボード上で指位置を直したりしないようにコードの各指ができるだけ一度に置けるように練習します。
これらの練習は目を閉じてもトライしてみてください。感覚を養う良い練習になりますし、結構上手く行くようになります。どうぞお試しください。
一旦押さえたコードを緩めて指を少し放します。そしてまたそのまま置きます。そのときフレットボード上で再びコードフォームを作ることの無いように、フォームを崩さず置けるようにします。つまり、コードフォームが崩れないように何度もバウンドさせてみるのです。上手く出来ると、置くときに弦を弾かなくてもそのコードの音がします。
さらに、一度押さえたコードをネックからも手をはなして腕をダラリと提げて手をおろし、コードフォームを解除します。その後再び手をゆっくりもち上げてきて元のコードを押さえるのですが、そのときフレットボード上で指位置を直したりしないようにコードの各指ができるだけ一度に置けるように練習します。
これらの練習は目を閉じてもトライしてみてください。感覚を養う良い練習になりますし、結構上手く行くようになります。どうぞお試しください。
2007年03月24日
「むずかしい」は「ありがたい」
あるギター曲を練習している方、でもどうしてもいい加減に音を出し、音が決まらない。和音も変。ただ闇雲に弾きこなそうとしてしまう。そして「むずかしい」「むずかしい」と連発!
私が薦めて今貴方が取り組んでいる曲は、貴方が楽しむためだけにあるのではありません。もっと大切なことを忘れてほしくありません。
それは、あなたにふさわしいこの曲をきちんと練習すれば、あなたを上達させてくれるものだ、ということです。だからこの曲を薦めたのです。
きびしいようですが、音を違えて平気でいたり、和音がおかしな音でも直そうと努力しなかったり、届かない指は適当にその辺においてみたり、等々・・・。貴方がその曲の世界に居ることは確かなようですが、それでは曲が勿体ないですよ。
けっして無茶な要求をしているのではありません。あなたに必要なことがこの曲にはあります。きちんとこなせばそれを楽しみながら得られるのです。
「むずかしい」ことは「ありがたい」ことと思って、一音一音貴重に感じて練習してください。
私が薦めて今貴方が取り組んでいる曲は、貴方が楽しむためだけにあるのではありません。もっと大切なことを忘れてほしくありません。
それは、あなたにふさわしいこの曲をきちんと練習すれば、あなたを上達させてくれるものだ、ということです。だからこの曲を薦めたのです。
きびしいようですが、音を違えて平気でいたり、和音がおかしな音でも直そうと努力しなかったり、届かない指は適当にその辺においてみたり、等々・・・。貴方がその曲の世界に居ることは確かなようですが、それでは曲が勿体ないですよ。
けっして無茶な要求をしているのではありません。あなたに必要なことがこの曲にはあります。きちんとこなせばそれを楽しみながら得られるのです。
「むずかしい」ことは「ありがたい」ことと思って、一音一音貴重に感じて練習してください。
2007年03月22日
既に存在する音楽を・・・
ギターのレッスンで、指の置き方をとりあえず憶えてくれました。
でも曲にならない。その原因は、音楽を憶えないからです。何度やっても指置きを思い起こすことに終始して曲が滞ってしまいます。
憶えた指置きも音楽の流れの中で行われなければ、曲になりません。音楽は貴方が演奏することで出来るのではありません。たしかに演奏することで耳に聞えるものとなるわけですが、音楽は貴方が演奏しなくても既に存在することを知って欲しいのです。
既に存在する音楽を喚起するために書き留めたものが楽譜ですね。だから楽譜をよく読み、音楽をイメージします。その流れの中で指捌きを行うように練習します。歌いながら演奏してみることをお勧めします。それがむりなら、拍子のカウントを唱えながら演奏してみましょう(管楽器の方は勿論心の中で)。難しいですか?でも大切な方法です。何故って、これは練習に限らず演奏時には常に行われるのですから。
指揮者の動作がカウントを示し、音楽のイメージを喚起させるものであるように貴方自信が指揮者となり、既に存在する音楽を演奏してみてください。
でも曲にならない。その原因は、音楽を憶えないからです。何度やっても指置きを思い起こすことに終始して曲が滞ってしまいます。
憶えた指置きも音楽の流れの中で行われなければ、曲になりません。音楽は貴方が演奏することで出来るのではありません。たしかに演奏することで耳に聞えるものとなるわけですが、音楽は貴方が演奏しなくても既に存在することを知って欲しいのです。
既に存在する音楽を喚起するために書き留めたものが楽譜ですね。だから楽譜をよく読み、音楽をイメージします。その流れの中で指捌きを行うように練習します。歌いながら演奏してみることをお勧めします。それがむりなら、拍子のカウントを唱えながら演奏してみましょう(管楽器の方は勿論心の中で)。難しいですか?でも大切な方法です。何故って、これは練習に限らず演奏時には常に行われるのですから。
指揮者の動作がカウントを示し、音楽のイメージを喚起させるものであるように貴方自信が指揮者となり、既に存在する音楽を演奏してみてください。