どうしてもその部分は前のほうから合わせて来て、その結果このポイントも合うだろうと考える。これでは合わせる気迫が足りません。何度やってもあまり良い結果は得られません。
そんな時は、合わせたいポイント(例えばたった一音)だけみんなで弾きます。拍子カウントは行いますが、その部分以外はカウントのみ、その部分に集中し気迫をこめて、それ・・、合うでしょ。それからその直前の音を付けて、同様に・・、合うでしょ。さらにその直前の音を付けて・・成功!
つまり、問題ポイント、困難ポイント、あるいは重要ポイントのみの合わせ方を先に練習してしまうのです。そしてその前に音を付け足して行くのです。この遡り作戦、かなり有効です、試してみてください。パートやソロでの演奏上の難所にも試してみてください。