2008年02月19日

邪魔な予習

初心者のレッスンで、余計な予習をしてくる方がいます。

 余計なと言いましたが、本当に「余計なこと」「邪魔なこと」なのです。

 レッスン時間の半分以上を、それを排除するためにかけなければなりません。
 予習復習とよくいいますが、初心者の場合は徹底的に復習のみをしてくるべきです。レッスンで習った方法や注意点等を守って、それが常に出来るようになるまで練習してくることが、次のレッスン日に次のステップに進む条件です。
 先に勝手に自分流でやってきたのでは、それが邪魔で新しい分野の方法や注意点を吸収できません。自分の練習時間も、そのほとんどを悪しき予習で身に付いた自己流と、レッスンでの正しい方法との戦いに使ってしまいます。それに勢力を使い果たし、前述した本当の意味の練習(レッスンで習った方法や注意点等を守って、それが常に出来るようになるまでする練習)ができません。まさに悪戦苦闘です!
 普通の人の2〜3倍時間を損するし、お教えしたことが、どうしても必ず自己流に浸食されますから、できばえも推して知るべしです。
 
 まさかレッスンの場や練習の場で「いいカッコしよう」なんて思っていないでしょうね!?それだけはやめてくださいね。いいカッコしたかったら、それこそレッスンどおりしっかり練習して身につけてきてください。きっと先生から賞賛の言葉があることでしょうし、あるいは、「ヨッシャー!次へいってみよう!」と力強い前進の号令がかかることでしょう。

 もちろん、いずれ初心者の肩書きが、中・上級者となれば予習も要求されることになります。ただしあくまで今まで学んできたことを活かした効果的な予習です。それでなければ一向に初心者と変わりありませんよ。ご注意ご注意。
posted by ひかちゃん at 14:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月15日

拍子をとることとは

週始めには伊豆へ旅行。
もちろん旅行先ではまったく雪のなごりはなかった。
しかし、帰宅すると我が家周辺ではまだ現在もあちこち掻き集めた雪の山が残っている。まだまだ寒い。
 
 さて、ある曲の練習で、「拍子を数えて」と伝えて演奏してもらいますが、どうしても拍子がくいちがって、何時の間にか同じ曲が途中から自然に(いや不自然に)「カノン」?になってしまいます。

 「一生懸命に拍子をとっているのですが、おかしいですね。」とおっしゃる。
 「いえ、拍子をとる、つまり拍子を『数えて』と言っているのですが」
 よくよく確かめると、ある重大な誤解があることに気づきました。



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posted by ひかちゃん at 21:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

練習も最終段階に近い

今朝、胃の内視鏡検査を受けた。最近のカメラは鼻から入れるのが増えているらしい。これは初体験だった。確かにこれだと「オエッ」とならい。とりあえず深刻なものは見つからなかったので一安心。
 さて、その後午前中に自宅でギターレッスン。昨夜から出来なかった食事をしたあと、午後に、もうすぐ発表の機会が近づいたギターグループのレッスンに行った。
「もうこれで決定!このまま稽古してください!」と宣言。
 練習にはいろいろな段階があります。
 まずは音をとる。つまり指示された音を出せるようにし、拍子やそれに関する発音や消音のタイミングを理解する。そして、それがいつでも高い確率で再現できるようにする練習です。
 次にこれ以降順番はいろいろだが、強弱を決める。
 そして、同じ各音価をどのような長さで(ここでは例えば同じ四分音符でも歌い方には長短があるということ)歌うのか、音と音の間はどのぐらい空けるのか等々を決める。
 そしてテンポはどのぐらいで、あるいはどのような変化が必要か等々。
 練習を単に音をとることと考えるのはいけない。
 たくさんの検討することや、なすべきこと(きりがないが限られた期間のなかでなにをやるべきかを決めます)を決めることができたら、あとはそれを「いつでもそのとおりできるように」練習するのです。ただ闇雲に急いで回数を稼ぐのはいけません。中身のない練習(失礼。練習とは言いにくいので)はせっかく決めたそれらのことの再現確率を低くしてしまいます(練習の初期段階に戻してしまう)。
 回数より中身!中身のある練習を回数できればさらに良し!と思ってください。これが最終段階の練習です。
 否応なく期限はやってきます。そのなかでこの段階がどのレベルまで達することが出来るかの差が演奏に大きく表れるのです。

 さて帰宅して夕食まで再びギターレッスン。
 外は雪が降り始めた。また積もりそうだ。まだ先日の雪が消えずに残っているのに・・・。
 明日の交通が心配。
 
 
 
 
posted by ひかちゃん at 22:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

合同発表会の準備中

節分の日からよく雪が降る、また明日も雪のようだ。
このところ、私が指導しているオカリナサークル有志参加による合同発表会の準備に忙しい。参加者が選曲したものに、できるだけ演奏効果を上げるための編曲をほどこし、その楽譜製作にかなり時間を割いている。急がなければ!
全部で26曲なのだから、大掛かりなものになりそうだ。当日が楽しみだ。
 今夜はその後教室用ギターの弦を交換。そして生徒さんに依頼された楽曲のコード付けを大急ぎで終えた。
 さて早めに寝るとするか。明日は朝から胃カメラの検診なのだ。
posted by ひかちゃん at 23:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする