明日からは歌い手さんの伴奏練習がいよいよ始まる。これは大変に楽しい作業です。現時点では楽譜は無く、いわゆる「プランニングシート」の段階で合わせをする。メロディー譜をもとに、歌ってもらい、キーを決めたり、コードをいろいろ工夫してみたり、伴奏の雰囲気をいろいろ変化させたり、テンポ設定でムードがどう変わるか、また、全体の構成をどうするか・・たくさんの興味がわいてくる。
いずれは、イントロや間奏、エンディングを付けて、最終的にはそれを楽譜にしていくわけですが、そのためにも、この前段階が大変大切な作業になります。
この作業のおかげで、歌い手さんと伴奏者とは、実は楽譜にする前にはすでに楽曲のなかで違和感なく気持ちをやりとりできるようになっているわけです。