練習は歌うことから始めましょう。
楽譜をよく見ながら拍子を数えながら、まずリズムを歌います。
コードならそれでオッケー!そのリズムに和音を載せましょう。つまりリズムを歌いながら弾いてみます。
メロディーならそのあと階名(ハ長調読みで結構)で歌います。音の高低は正確でなくてもけっこうです。これが、つっかえたり間違えたりしていたら、きっと楽器でもつっかえたり間違えたりします。練習して正確にできるようになったら、楽器を持って弾いてみましょう。歌いながらです!せっかく練習したのに歌うのを忘れずに!
「演奏では歌ってないじゃないか」って?その考えが間違っています。声を出さずに歌って弾くのです。歌は声でなくても歌えるのですよ。心の中で歌えるじゃないですか。言葉にこだわれば、心や頭の中に気にいった「歌」が流れているとか言うでしょう?それに対して声の演奏は「唱」というのです。だから声で歌うことを「歌唱」というのです。「リズム唱」はリズムを声を出して唱えることですよね。
先ずはリズムやメロディーを、管楽器なら心の中で歌いながら、そうでなければリズムやメロディーを唱えながら弾きましょう。それから、心で歌いながら弾きましょう。この段階をしない(できない)で演奏は無理です。強引に演奏しても苦しむだけです。表現も上手く理解できませんよ。