2007年03月31日

練習方法をおぼえて!

 生徒さんはどうしてもどのように弾くか、だけに着目して、それだけを教えてもらおうとします。目的をそこだけに置こうとします。そして、特に大人の方は、どのように練習するかは自分で「研究」しようとする方が多いようです。
 
 他の見解もあると思いますが、「自分で工夫することがやる気のあらわれとカン違いしがち。」(?)「研究(?)好きが高じて自己流である種自分なりの成果をあげることを喜びだと思いがち。」(?)「よく解らないうちに自分の考えを持つことが進歩とカン違いしがち。」(?)「そのような行動が、自分が自分の楽器をいかに好きなのかを表現することと考える」(?)、このような言葉が私の頭をついよぎってしまいます。

 ある日、レッスンの終わりに「ではこのようなポイントを忘れずに、今日の方法で練習してください。」とお願いしたのに。次のレッスン日に、すっかりポイントを忘れて、練習方法を守らず、「こんなふうに私なりに工夫して練習してみましたけどまだ上手く行きません。」と前より問題解決から遠ざかったり、前に無かった問題点を身につけてきたりする方も居ます。

 とにかく授かった練習方法を身につけてから、なぜその方法なのか後で理由がわかる。それでも良いのです。ベテランの場合は強引に自分の方法で弾けてしまう、どうにかカッコウをつけてしまうので、「練習方法を授かった」あるいは「授かろう」という意識や自覚が希薄になりがちですから、かえって苦労してしまうことが多いのです。先生から予想外に厳しく指摘されて、大ショックを受けてしまうなんてことがよくあります。

 とにかく、習う気があるのでしたら、一旦自分の方法を(いや今までの自分を)無にしてそれを習って欲しい。これが身につける方法です。ベテランの方はどうしても「自分で」とりあえず弾けます、でもどうもまずい。それは「自分の方法が良くない」証拠です。なのにそれを小手先で、いつまでも「自分の方法や経験」だけで何とかしてやろう・・、と「自分」にこだわれば、先生から最善の方法を授かることの邪魔になります。

 「自分の方法で上手く出来ないことを、その自分の方法で解決はできません!」だからその方法は今すぐ止めるべきですね。その事実にどうしても気づかない。それどころか、「えーい面倒な、たいして変わりゃしないや」とか、「このぐらいできなくても大して影響ないさ」とか、「こんなことやっても違いはどうせわからない、無駄だよ」と、音楽する上向きな気持ちを失いかねない。 そのようなことが無いように、どうぞ「ゴヨウジン、ゴヨウジン」
posted by ひかちゃん at 01:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする