ところが、いつの間にか、誰かが勝手に自分だけ「自分のため」に目的を設定変更して歩み始めます。するとあの人も、かの人も・・、そして始めの目的は忘れ去られます。あげくの果てに、それはおかしいとの指摘に「もともと始めからそんなつもりはなかった。」などと言いだす始末。
指導者に指摘されると、検証と確認をしないことを棚に上げて「あまり気になりませんが?」とか「そんなに大切なことなのですか?」「そんなに言われるほどとは思いません!」となんと指導者に逆切れ・・etc.という意識しか持てないとしたら、楽譜に対してもその程度の意識しか持てないだろうと楽譜提供者や指導者は判断せざるをえません。
常に団活動や各メンバーが、お互いに誓いあった目的を逸脱してはいないか検証しなければなりません。またそれにより忘れそうになったらいつも確認しあう必要があります。これを「お互いが信用できないのか」とか「厳しい」と批判する人がいますが、それは間違いです。モチベーションを常に高め、結束力をも高め、初心の熱き心をいつも燃やし続けるためなのです。バレーボールのタイムアウトのときの掛け声や高校野球の円陣コールに似た行為なのです。