「この音は短めに・・」
「スタッカートですね?」
エッ!
「この音は強調するといい・・」
「アクセントですね?」
ナンデッ!
なんでも記号にしなければ演奏できないのですか?
それじゃこのフレーズあなたも歌ってみて。ほらそう歌うでしょ!
なぜあなたが自然に歌えたように演奏しないで、とって付けたような記号処理に変換してしまうのですか?この場合はその必要はないでしょう。記号で表現すると音処理という技能に意識がいってしまい、違和感を生じて歌えなくなることもあるのです。記号記入をするまでもなく、当然このフレーズはこう歌われるということを私は歌って聴いてもらい、そのうえで解説しているのです。
技能処理から→音楽として歌う、を、わざわざ逆行して演奏しづらくすることはないでしょう。