2007年10月17日

初級のテキストを上級者にも課すこと

楽器にかなり経験のある方に、初級テキストをやってもらいました。

こんなの簡単!?

初級者にとっては、これも演奏できないで悪戦苦闘したもの、それはつまり、その音が出せるか、そのリズムがとれるか、といったところが課題の目的でしたね。
その点については確かに今は簡単かもしれません。
しかし、当時と同じレベルの考えにもどって、ハイ出来ました、自分は上手くなったなー、と得意がりますか?今更こんなの、バカにしないで欲しい、と憤慨しますか?

 私がこの課題を与えた理由は、今の貴方に、この教材を与えられて、自分にとっての課題を見つけて、設けて欲しいからなのです。そのために音を得る、リズムをとる困難を省ける課題として、初級教材を与えたのです。

 初級のころ、とりあえず当時の一つの目的をクリアーしていたからといって、今の貴方ならどうかということ、つまり、貴方に必要なもっと気づいて欲しい点が山ほどあるのです。本当は、私に指摘されるまでもなく、ご自分で気づくのが経験者、上級者と言われる所以だと思うのです。

 これは楽曲においても同じ、一度やった曲はもう出来たものと思わず、何度でも取り組んでみてください。その度に新しい発見や課題を見つけられれば、貴方もその楽曲によって成長させてもらっていることに気づくはずです。間違っても、この曲をやっつけてやる、なんて思わないでしょう。
posted by ひかちゃん at 10:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする