例えば、曲最後の長音を好き勝手に伸ばしたり好きなところで止めていたのでは、結局のところ、たまたま同じ曲をお互いに好きに演奏したにすぎません。演奏の最後の長音を切るときを合わせれば、「一緒に演奏した」という実感がより強くなります。
曲最後の音を止めた後、お互い仲間同士あるいは指揮者とオーケストラの奏者たちが目配せしてうなずきあう光景を目にしたことがあるでしょう。あれは一緒に演奏した「一体感」への喜びを確認しあっている「一緒にやったね」「オウ、やったぜ」という無言の会話をおこなっているのです。
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