初心者のレッスンで、余計な予習をしてくる方がいます。
余計なと言いましたが、本当に「余計なこと」「邪魔なこと」なのです。
レッスン時間の半分以上を、それを排除するためにかけなければなりません。
予習復習とよくいいますが、初心者の場合は徹底的に復習のみをしてくるべきです。レッスンで習った方法や注意点等を守って、それが常に出来るようになるまで練習してくることが、次のレッスン日に次のステップに進む条件です。
先に勝手に自分流でやってきたのでは、それが邪魔で新しい分野の方法や注意点を吸収できません。自分の練習時間も、そのほとんどを悪しき予習で身に付いた自己流と、レッスンでの正しい方法との戦いに使ってしまいます。それに勢力を使い果たし、前述した本当の意味の練習(レッスンで習った方法や注意点等を守って、それが常に出来るようになるまでする練習)ができません。まさに悪戦苦闘です!
普通の人の2〜3倍時間を損するし、お教えしたことが、どうしても必ず自己流に浸食されますから、できばえも推して知るべしです。
まさかレッスンの場や練習の場で「いいカッコしよう」なんて思っていないでしょうね!?それだけはやめてくださいね。いいカッコしたかったら、それこそレッスンどおりしっかり練習して身につけてきてください。きっと先生から賞賛の言葉があることでしょうし、あるいは、「ヨッシャー!次へいってみよう!」と力強い前進の号令がかかることでしょう。
もちろん、いずれ初心者の肩書きが、中・上級者となれば予習も要求されることになります。ただしあくまで今まで学んできたことを活かした効果的な予習です。それでなければ一向に初心者と変わりありませんよ。ご注意ご注意。
posted by ひかちゃん at 14:40|
日記
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